山中湖の富士

12月28日、朝から綺麗な青空。
以前から考えていた富士山の撮影を実行することに。
津久井湖から三日木経由で、国道413号へ。
前日の雪がかなり残っている。
電光掲示板には「チェーン必要」の文字。
日陰の路面にはまだ雪が少し残っている。
前後に車の姿のない山道をのんびり走っていると
突然、ルームミラーに青いウ゛イッツの姿。
助手席では若い娘が上部のグリップを
緊張した表情で握っている。
制限+10kmだったので無視していると、
見通しの良い場所で一気に抜かれた。
RSかな。格好いい所を見せたいのだろうが、
同乗者を怖がらせてはいけないな〜。
道志川沿いに走り続けていると前方に
綺麗な富士山が見えた。もうすぐだ。
湖畔の駐車場で、まず一枚。
光学ズーム10倍で撮った山頂付近。
雲ひとつない青空。湖面の波が少し。
ここでは三脚を持ったひとはいなかった。
東側に移動して「釣り場」の看板のある駐車場へ。
30年前に来た場所に感じが似ている。
吹き溜まりには10cmくらい雪が残っている。
三脚を据えたグループがちらほらと。
こっちは波があまり立っていない。
ちょっと場所を移動して一枚。
湖面に映る姿が見にくくなっている。
夏の間活躍したボートが、次のシーズンまでの
冬眠をしている。
13万kmを越えた愛車。
湖畔の雪と、湖面の富士山がよかった。
やはり、昔来た場所はこのあたりだったような
気がする。
後ろの木を見ると、鳥が一羽とまっていた。
3mほどの高さ。真下にいっても逃げなかった。
「ツグミ」だそうだ。
これはなんだろう?
帰り道、ランクルが道を譲ってくれたので
快適だったが、半分くらい過ぎたところで
遅い車に遭遇。一時停止して写真を。
2〜3分後に出発したが、またすぐ追いついて
しまった。
30年ほど前、元旦早朝の山中湖畔。
チェーン携行だったが、雪はなかった。



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